2013年11月28日木曜日

出産



予定日の翌日、午前6時頃に陣痛??らしき痛みが。
気のせいかな?と思うけど、不規則ながらちょこちょこ痛む。
陣痛っぽい気がする・・旦那さんを起こす。
旦那「ええ!俺今から仕事やで」
私「うん、大丈夫、タクシーで助産院まで行くから」
旦那「いやいや、、それは心配やなぁ」

そんなこんなで、お義母さんと妹に連絡。
二人とも11時頃にはうちにきてくれた。
まだ全然余裕で二人と話をしながら食事が出来た。
そのうち陣痛が遠のき、14時くらいかな?
すっかり痛みが消えてしまった。。ガビーン。。。
お騒がせしてすいません〜・・と謝り、お義母さんと妹は帰宅。

ところが、15時過ぎくらいに陣痛がまた始まった!
妹だけまだ近所に居たので呼び戻し、A先生に連絡。
今度は陣痛が進む様に、妹に付き添ってもらって家の近くを散歩。
段々と痛みがキツくなって来たので、陣痛が来たら立ち止まってフーフー。
陣痛が過ぎたらまた歩き出す、という具合で1時間くらいかな?ぐるっと散歩して帰宅。
次は足浴をしてみる。
鎮静効果の高いイランイランとリラックス効果のあるラベンダーを入れてみた。
どうやらリラックスすると陣痛が進むようでした。
ちなみに、分娩促進や痛みを緩和する効果があるのはクラリセージやジュニパー。
子宮収縮作用があるのはジャスミンやクローブ、ゼラニウム。
だけど、私は自分が好きでリラックス出来る香りを選びました。
(というか、ほとんど考える事なく本能?で選んでた気がする・・)

夕方になっていよいよ陣痛がキツくなって来たので、
コレはこのまま出産までいくかも!?と思い、旦那さんに再度連絡。
いつも夜遅くまで仕事だけど、今日は早く切り上げて帰って来てくれるとのこと。

そうこうしているうちに、どんどん痛みが大きくなって来る。
助産院でもらった出産の手引き?を見ながら、いきみ逃し。
妹が背中をさすってくれるのでとても助かった。
19時頃、旦那さん帰宅!と同時にまるで待っていたかの様に陣痛キツくなる。
旦那さんにさすってもらいつつ、A先生に連絡。
陣痛の間隔は5〜6分。
A先生「5〜6分か〜、もうちょっとねばろか」
私「はいぃ・・・」
しかし、この後もう自分で電話出来ないくらいに陣痛がどんどんくる!
妹「もう3分おきくらいになってるで!」
私「A先生に電話してー!」

そんなこんなで妹の車に乗り込み、車の中でもウンウンうなりながら助産院へ!
もう目をあけてられないくらいだった。
助産院に到着したのが21時頃。
A先生に迎えてもらって凄く安心したのを覚えてる。
(顔も見れなかったけど・・声で識別)

その後の事はあまり公にするもんでもないかと思うのでカットします。。
(こっからの方が書く事いっぱいなんですけどね、でも書けない。笑)
が、A先生はずーっとそばで出産を支えてくださいました。
「痛いねえ、痛いねえ」そう言って体をさすってくれて。
看護師の妹さんも途中から駆けつけてくださって、
同じ様にずーっと声をかけてくれました。
助産師さんって本当に凄い仕事ですね・・ 。
お二人はもちろん、陣痛から付き添ってくれた妹と、
一緒に出産したようなもんやね、とA先生に言われるほど
汗水たらしながら必死に頑張ってくれた旦那さん、
本当に感謝しております。

そんなこんなで、、
・・夜中の0時過ぎ、赤ちゃんが誕生しました!
ホントに途中でバテてちょっと諦めかけたりしたのですが・・
無事元気に産まれて来てくれました。
ありがとう。

私は体が健康で、赤ちゃんも元気だったので無事に出産できました。
でも、出産って本当に命がけだな・・と思ったので、
何かあれば病院で、というのは当然だな、とも思いました。
うっすらした意識の中、死ぬかも・・って思ったもん。笑
ただ、ずーっと助産師さんにそばについてもらって安心出来た事や、
信頼出来る家族に応援してもらいながら出産出来た事、
薬も何もなしで自然に出産出来た事、
何より自分で産んでいる!って実感出来た事、
私は本当に貴重な体験をさせてもらえたと思いました。

すぐにお乳ものんでくれて、あっという間に育児開始。
あと少しだけ助産院での生活書いておきます。

つづく

2013年11月18日月曜日

真夏の臨月


 
臨月は8月だった。
今年の夏も暑かった。
体重はしっかり増えていたので、もともとぽっちゃり(ええように言わせてください・・)な私の腕や足はえらいことに!!まさしくトドの様でしたが、あまりの暑さに恥じらう余裕もなく・・その体を放り出しておりました。。

どんどん日常生活は不便に。
体が重くて重くて寝返りも出来ない。
もう歩くには骨盤ベルトで支えないと無理。
階段の上り下りはなかなか辛い。
トイレも靴下を履くのも一苦労。
ただ、明らかに妊婦と分かるので、歩いていると見知らぬ人も声をかけてくれる。
「暑い中、大変ねえ」
「私も夏に出産だったのよ〜」
「もうすぐね、頑張ってね!」
「荷物、持ちましょうか?」
優しい言葉はありがたかったなー。


37週くらいだったかな。
赤ちゃんがまだ小さいけど、ちょっと下がって来ている様なので安静にしてくださいと言われる。暑いし体も重いし動くの大変なんだけど・・安静に、と言われると動きたくなる・・不思議なもんだ。。
38週、正期産に入ってから、頑張って歩けるときは歩いた。
尾骨がズキズキと痛んだりして辛いときもあったなぁ。もしかしたら予定日より早いかもね?と言われつつ、おしるしがあった日に焼き肉を食べてみるもその後特に変化なし。
この時期くらいから、「よっしゃ、いつでもこい!」ってな気分になる。 
39週、陣痛かな??と思う痛みが不規則にやってくる。
ちょうど助産院検診の日で、陣痛きてるねと言われるけど、その後特に陣痛がきつくなることもなく、そのうち痛みも消えてそのまま一週間が過ぎた。

まだ間に合うかも!?
慌てて、以前の職場の同僚さんに聞いたトッポンチーノなるものを作ってみる。材料を買ったまま中々作れずにいたのだけど、急にスイッチオン。
ついでにスタイまで作ってみた。

予定日、何事もなく。
その日も検診で、終わってから一駅頑張って歩いてみた。
一時間くらいかな?暑くて体も重くて大変だったけど、
そのおかげか、翌日の早朝6時頃、陣痛が・・きた。


つづく

2013年11月13日水曜日

ねね助産院



とは言うものの、、、
さて助産院とはどういう所なんだろう・・?
またまた知識もないのだけど、病院より更に情報が少ない。

文明の利器、インターネットで検索。
大阪市内の自宅から近い助産院はたったの2件。
確か、子どもさん2人を助産院で出産したと言っていたYさんにメールで聞いてみる。
どこで出産したのかと、助産院での出産がどうだったか・・。
忙しい中、出産した助産院と それ以外に気になっていた助産院を2、3教えてくれ、助産院での出産はとても良かったよと教えてくれました。
インターネットで調べた助産院、教えていただいた助産院、
それぞれ電話をかけてみるも繋がらず・・。
数時間か一日か経った後、もう一度かけて繋がったのがねね助産院でした。

私「今妊娠中なんですが、一度看ていただけませんか?」
A先生「え〜と、何人目の子かな?」
私「初めてです」
A先生「勇気あるなー、今何ヶ月?」
私「もう9ヶ月なんです・・」
A先生「ということは・・予定日は9月やな〜、ええよ、9月はまだ空いてる」
「せやけど、どしたん??(こんな時期に)」
私「今まで病院に行ってたんですけど、う〜ん、簡単に言うとここで産みたくないって思ってしまって・・」
A先生「あ〜、うん・・何となく分かるよー」
「私も子ども3人居てて、1人目は大きな病院、2人目は個人病院、3人目を助産院で産んだから、何となくね〜」

こんな感じで、A先生は凄く話しやすくて電話しただけで私は安心してしまった。笑
一応、会って話してから出産するかどうか決めたいと言うと快諾してくれて、数日後にA先生に会う事になりました。

到着すると、住宅街にある本当に普通の綺麗なお宅。
通されたのは6帖ほどの和室。この部屋で出産するのだとか。
そしてA先生はやっぱり気さくで話しやすい!
助産師さんて、私の勝手なイメージで年配の方を想像してたんだけど、(助産師さんゴメンナサイ・・)全然若々しくて凄くエネルギッシュな女性でした。
サバサバしてて、食事制限などの特に細かな指導もなく、私にはちょうど良い。
今まで病院だと気を使って聞けなかった事なんかをサラっと聞けた自分にびっくり。
初めてのお産に向けて不安だらけだったのが、一気にふっとんだ。
ここにきて初めて分かったんだけど、「自分の話をちゃんと聞いてくれる」という事が今まで病院ではなかったんだな〜と。。 忙しいから仕方ない事なんだろうけど、ね。
後半はお産の話ではなく、私がタイに行ったときに買った派手なビーズ刺繍のバッグを持ってた事からタイの話になり、タイの山奥での出産(座って出産するそうです!)を見たというA先生の体験話を聞いたりして盛り上がったのでした。笑

お家に帰って旦那さんに相談、ここしかないね!とすぐに話は決まって、
ねね助産院さんで出産することになりました。
ちなみに私の場合、悪阻以外に大きな体の不調もなく、逆子でもなく、赤ちゃんの状態も良好だったので、助産院で産む事が出来たのです。
ねねさんに決めた後でも、私や赤ちゃんに何か不調があれば提携先の病院で産む事になりますからね、と説明を受けて、妊娠後期の検査は大きな病院で受けてカルテを作ってもらっていました。ちなみにちなみに、その病院は凄く親切丁寧で、病院によっても全然違うもんだな〜と思いました。待ち時間は凄く長かったけど・・!

そんな訳で、何か心配な事があってもこれですっかり大丈夫。
予定日まで1ヶ月半くらい、安心しきって臨月を迎えることになりました。

つづく

2013年11月12日火曜日

お産まで



さて、いよいよアロマと全然関係ないこと書きます。笑
忘れないうちに出産までの事。

初めての妊娠で、病院どうしよう?と思っていたけれど、
私は初期に悪阻が酷く、病院を検討する余裕など皆無。
知識もないし、とりあえず通いやすい様に家から近い所に決めた。
妊娠3〜4ヶ月くらいで出産する病院を決めてしまわないと、
人気の病院は特に予約が埋まってしまうそうで。
私が決めた病院は個人病院で小さな所。
特に人気とかではないかもだけど、いつも忙しそうだった。
待ち時間はないけど、先生も看護婦さん達もバタバタ。

私は注射が嫌いなんだけど、悪阻が酷いと注射をされた。
ビタミン剤か何かだったかな。
普段なら断るけど、本当に悪阻が辛くて、
少しでも良くなるなら・・という気持ちだった。
注射が上手な人だといいんだけど、あまりうまくない人だと余計に疲れた。
うまくない人に限って「あなたの体調が悪いから血管が見えにくくて・・」
とか言ってて、内心『え〜、私のせい?』と思ってたっけ。
しかも注射したからって良くなる訳でもなく。
三回目からは悪阻治った事にして注射を回避していた。
あとは飲み薬を渡されてたけど、飲みたくなくて飲んでなかった。
余計な注射や薬はいらない派(?)なんだけど、いちいち断る気力もなく。
鉄分やカルシウムが必要なら、食事指導とかしてくれた方が私は嬉しかった。
そうこうしているうち、あっという間に妊娠後期に。
(中期に結婚式などあったので、本当に早かった)

ある夏の日。
7月だったけど、真夏の様に暑い日だった。
突然の真夏日にクラクラしながら病院についた。
いつもの検診だと思って診察台へ。
「痛い!」なんか凄い痛くて声が出た。
「今日はGBS検査するので少し出血しますよ〜」なんて言う。
『それなら検査の前に言ってよ!』と思うけど痛くて声にならない。
「あらあら、凄い出血だね・・」と先生も慌てている様子。
出血の処置が終わり、会計を済ませていると急に目眩。
目の前が真っ白になって立ってられなくなった。
受付の看護師さんと今出勤してきたばかりの看護師さんに抱えられてベッドへ。
赤ちゃんの心音確認。赤ちゃんは元気、大丈夫。
看護師さんA「今日は朝ご飯食べましたか?」
私「食べました」
答えながら、フラフラ。
上の階で出産が始まった様で、看護師さん達はみな出て行って誰もいなくなる。
しばらく一人で横になっていると、10分か15分ほどして別の看護師さんが来た。
看護師さんB「今日は朝ご飯食べましたか?」
私「・・食べました」
『さっきも答えたし、今答えるのしんどいんだけど・・』
『私が朝ご飯食べなかった事が原因で倒れたって言いたいのか??』
と、思うけど、言葉にならず。
またしばらく一人で放置。
やっと先生が来て、朝ご飯の質問。・・またかよ。
ちょっと状態も落ち着いて来てて「大丈夫そうやね」と言って先生は去る。
しばらく放置後、最初の看護師さんが来て、
「小さいときに良く倒れたりした?小学校の朝礼のときとか。」
私「・・・いいえ、まったく。こんなこと初めてかも」
ここにいても横になっているだけだし、質問が鬱陶しいので帰りたくなり、
だいぶ体調ましになっていたので起き上がって帰ろうとしたら
看護師さん「お会計は済んでますよね?」
私「はい」
別にいいんだけど、最後の一言がそれかよ・・と、
言葉悪いですがムカつきながら病院を去ったのでした。

たぶん、ここの病院がどうのこうのではなくて、
どこの病院も忙しいからこんなもんだとは思う。
きっと、割と普通の事。
だけど、私にとっては「病院で産みたくない!」と決意する出来事だった。
はっきり言って、倒れたのは検査で出血したからだろうと私は思ったし、
マニュアル通りに朝ご飯のせいにされても困る。
でも、人間からだが弱っているときは自分のせいかな?と思ってしまいがちで。
実際、私も倒れてすぐは「私のせいかな・・、赤ちゃんごめん。。」と思った。
しかし数週間後、別の病院で同じ検査をすることになるのだけど、
この時の話をしたら「この検査で出血するようなことないんだけど・・」と
不思議そうに言われてなおさらビビった。どうゆうこと??今でも謎。 

こんな状態だったら、出産のときもきっと同じような事があるだろうし、
そのときに後悔しても遅い。
好きな看護師さんもいたけれど、
その看護師さんが出産のときに居てくれるかどうかはわからない。
もちろん、いてくださいとお願い出来る訳もない。

なんせかんせ、これがきっかけで私は助産院を探してみよう!と思い立ち、
ねね助産院さんに出会う事になるのでした。
お腹の子はすでに9ヶ月。
出産を受け入れてくれるかギリギリ(というか、たぶん普通はほとんどアウト)
の決断でした。


つづく

2013年11月11日月曜日

出産を終えて


すっかり寒くなってきて、冬が近づいてきましたね〜。
もの凄く久しぶりの更新です。
今まではアロマ商品のことだけ書いていたのですが、
何となく私生活?も書いてみようと心境変化。
大した事は書けませんが、自分自身の近況です。

突然ですが、9月に長女が誕生しました!
ねね助産院さんという所で出産しました。
9ヶ月までは病院に通っていたのですが、
色々と思う所あって急遽変更。
これが本当に良い決断となりました。
思いがけず旦那さんと二人三脚のお産になったのですが、
貴重な体験を経て、今、初めての育児真っ最中です。

産後、特に実家に帰る事もなく、旦那さんを始め、
妹や友達に助けてもらいながら何とか生活しております。
ありがたいことです。

育児を始めてから手荒れが酷くなりまして。
水を触る事が多くなったからかな〜。
ウンチが漏れた!お乳を吐いた!でお洗濯が増える増える・・
という訳で、冬にいつも作っていたハンドクリームを増量して、
更に自分が使いたい!と思える配合を考えて改良してみました。



手荒れにはコレ!と思うカレンデュラオイルとホホバオイルをベースに、
リップで人気のムルムルバター配合。
乾燥に効く精油カモミールローマンに、
消炎作用のあるパチュリ、
ネロリの様な香りで肌を綺麗にしてくれるプチグレン、
シミやシワに効果の期待できるフランキンセンス、
皆さんご存知の万能精油ラベンダーをたっぷり。
材料のラインナップを贅沢にしたので
30ml 1800円と少しお高めになってしまいましたが、
少量ずつでも十分活躍してくれると思っておりますので
是非ともお試しくださいませ〜。

日本橋「tamutamucafe」さんには既に納品済みで、
また近々京都「つきしずく」さんへも納品したいな〜と考えています。

それから、以前アロマ雑貨を販売させて頂いていて、
産後は赤ちゃんの事で大変お世話になっている
東心斎橋にあったbar baseさんが、
北堀江にジャマイカ料理のカフェとしてお引越しです!
11月中旬OPEN予定だそうなので、楽しみです!
また詳細を載せたいな〜と勝手に思っています。

もうすぐ生後2ヶ月、
育児しながらアロマも頑張っていきたいな〜と思っておりますので
どうぞ宜しくお願い致します!